最中種は、もち米からできています。
そのため、小さなお子さまから年配の方まで安心して召し上がれる、日本を代表する食の一つだと思われます。

しかし、これまでは脇役にすぎませんでした。

では、主役にしてみたら、どうなるのか。

伝統を継承しつつ、新しい商品を生み出していきたい。
これまで最中自体を敬遠されていた方に、違う形で弊社自慢の逸品を召し上がっていただきたい。
その思いに迷いはありませんでした。

種屋「三谷製菓」の新たな歩みが始まりました。

平成22年　秋　Mitaniブランド　第一弾　「モナロン」。
平成22年　冬
広島三越「スイーツコレクション」に、株式会社ラ・ルール(モナロン総代理店)プロデュースにより、
モナロンを販売。舌の肥えた百貨店の皆様、食関係の皆様に召し上がっていただき、
これまでの最中種の概念を打ち破る出来栄えに、数々のお褒めの言葉を頂戴いたしました。

自信が確信へと変わった瞬間でした。

「パリッ」「サクッ」「ふわり」。

パリパリの食感、色ごとに変わる風味、見た目の華やかさ。そして、何よりも、もち米でできているため、
どのような食材と合わせても、邪魔することなく、大変上品な後口であること。
脇役にもなり、主役にもなる新たな最中種の境地を開きました。

今後も、新商品を企画し、世に送り出す所存でございます。
ただし、スローペースになると思われます。
それは偏に、種屋としての誇りをもてる商品を作りたいからでございます。

三谷製菓は今後とも、世界中で愛され続ける、 日本を代表する「Mitaniブランド」を目指します。
何卒、宜しくお願い申し上げます。